no choice

サンモルテさんに行ってきた。

いつもはおばあちゃんのお弁当だけれど
今日は友達のお葬式らしく、
作れないらしい。

たまにはラクをさせてあげたいし、
他の地元パン屋さんに行く機会なんて
そうないので、結構自分的には乗り気。
ルンルンでお昼ご飯用のパンを買いに行く。

。。お店に入ると、あまりパンが見えない。
瓶詰めの海外系コルニッションや
マスタードが売っていた。
一般家庭ではどうかわからないが、
正直カルディーでも売っている品ばかり。
わざわざメインを飾る物なのだろうか。。
入ってすぐの感動が少ない、と、感じた。

パンに色みがない。色がないというのは
色のバリエーション、見栄えが少ないという意味。
パン屋で緑をふんだんに使えるサンドイッチ。
レジの横奥に死角になるように売っていた。

勿体無い。。

買ったパンは昔からわからない素朴な味。
少し過発酵寄りだけど、私にとっては
大切な味だ。おいしい。
ただ、せっかく置いてあるマスタードや
マヨネーズを多分使ってないのは残念。
置いてある意味はただのスペース埋めなのか。。



パン屋さんになって、
単純においしい!と言える機会が少なくなっている。
無知からくる幸せを遠く感じた。
批判したがる立場になっている。
少しさみしい気がした。
プロとしてそれもまた正しいのかもしれないけど
私はあくまでアマチュア派でありたい。
お客様目線で、お客様の舌で。
そして共に成長していきたいし
よりみんなでパンを好きになりたいのだ。


批判から入るのは職業病だとしても
少し直していきたいと思った早いお昼ご飯だった。
写真は違うお店のです。

sacura ◌

bakery staff . . 丁寧な毎日にあこがれてる。

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